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和紙田大學だより

子供が大好きなアレについて揉めに揉めた新作会議

2016.11.22
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もとい。

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こんにちは、和紙田大學制作職員タケヤスです。
いきなり汚い話で申し訳ありませんでした。
今回は「うんこ」という言葉がわんさか出てきます、ご了承ください。
(苦手な方はここでの離脱をオススメします)
そして熱が入りすぎてちょっと長めです。


上記は年末に出すコレッポチの新作会議をしていた時の一幕です。この時は珍しく揉めました。
だいたい、新作を作る時の流れとしては
「そろそろ新しいのを作りましょう」なんて話が出て
「こんなのいるかもですね(酉年だからトリ欲しいねなど)」などということをざっくり話して。


それらを踏まえたりしていくつか絵柄を作り、うるわしO氏にご提案。
で、「こりゃけっさく」とばかりに笑ってもらえたのをGOサインとし印刷の行程に入るという。
恐ろしいほどゆるゆるだったのですが。
この柄を見たO氏が初めて、渋い、それはそれは渋い反応をしました。


手を組み碇ゲンドウになったあげく
「この決断が何かのターニングポイントになってしまう気がする。。」と
なにやら凄まじく重い言葉をつぶやいたまま固まってしまったのです。まことに申し訳ない。。


コトの経緯



なぜこの柄を作りたかったかというと、コレッポチに「お子様向け」を加えたかったから。
たまに、売り場に立たせてもらった時など
「子供にあげたいんだけど人気の柄はどれですか?」なんて聞かれたりします。


ですが、そういう視点で作ったものがなくってその度に考え込んでしまう。
で、「視力検査」とか「亀〜不在〜」「寝子」などをご提案するのでした。

一緒に遊べたり、コレッポチのなかではかわいい、というライン。

でも、もやもやするのです。果たして本当に子供は喜んでくれるのか。。
だからがっつり、お子様向けラインを作ってみたかった。
尋ねられても胸を張ってお答えできるように。


全ては子供にウケたいがため



私には子供がいませんが、ほとんどの子供はうんこが好きだと勝手に思い込んでいます。
私も好きだったし。今も好きだけど。


「うんこ」とひとこと言うだけで「;lskだ:;ふぁ@p9いfpみ;pd」
って、言葉にならない嬌声を上げて笑ってくれませんか?
どうしてだろう?って、不思議だったので調べてみました。
要点は以下の三つのようです。

1.親が連呼していたから
うんちできたねー!などと、うんちをするたび褒めてくれるお母さん、お父さん。
毎日たくさん「うんち」という言葉を聞いてとても親しみ深い存在に。


2.うんちは気持ち良い
子どもにとってうんちとは、何かを産み出しそれによって快感を得るための行為だそう。
フロイトが主張する5つの性的発達段階の1つで、肛門期と呼ばれているのだとか。
  精神分析語。口唇期に続く、小児性欲発達の第2の段階。排泄時の肛門刺激で快感を得ている
  生後18か月から4歳ぐらいまでの時期。 引用|肛門期(コウモンキ)とは – コトバンク


3.大人が敏感に反応するから
子どもが「うんち」と言いだした頃は、わが子がしゃべっていることが嬉しくて
親は喜んで聞いている。しばらくすると「うんちなんて汚いからやめなさい!」
などと注意するようになり、、子どもは「あれ?何か違うぞ。」と感じる
→うんちをおもしろがって連呼してみたりする→もっと好きになる。

という流れのようなのです。

ああでもない、こうでもない。



さて。子供が喜ぶものを突き詰めた結果これしか無い、と辿り着いたうんこ柄。
コレッポチにこれを仲間入りさせてよいのかどうなのか。。
会議で恐らく1時間くらいは押し問答してた気がします。(←私が引かないせいで)
いい大人が頭を付き合わせて、うんこうんこって。


「『うんこ』という言葉はキツイから『うんち』ではどうだろう?」
「もっとマイルドにローマ字で『UNCHI』にしては」
「色をピンクに?」etcetc…


終わりのないハンカチ落としのような時間が続きました。


やがて、、収束をむかえた。



最後はO氏渾身の「蔦屋書店さんにこの柄を置けると思えますか?」
の発言が妙に腑に落ち、争議は収束したのでした。


今回の争点は「うんこ」そのものではなく「品」にまつわること。
一応「品」というものを大切にしながらふざけているコレッポチに
うんこは何か違う次元の風を吹かせてしまうのだと、、この一連で感じ入った次第です。
て、まだ未練はありますけど。


もしも、これを読んでくださってるぽち袋メーカーさんがいらっしゃったなら
このネタ、今ならお譲りしますよ…。


ちなみに。ほかの「お子様向け柄」は採用されたので
12月に発売予定の新作のラインナップに入っています。乞うご期待なのです。


さて、マンガにもちらっと姿が見えた人なのですが

彼も和紙田大學のメンバーです。S氏と言います。
コピーライターで、ブランディングを助けてもらったり
(和紙田大學の名前もS氏が生んでくれたのです)
一緒に商品を考えたり、O氏と私の暴走を食い止めたり。
今ではなくてはならない参謀です。


次回はちょっとだけ、そんなS氏の紹介と、
最近コレッポチにおいて成し得たすごいことなどを自慢したいと思います。
どうぞお楽しみに。

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