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和紙田大學だより
お弁当に着想を得た新聞紙のご祝儀袋の話。
年齢によっては「弁当を新聞紙に包む??」かもしれませんが
私が小さい頃はちょくちょく、まだそういった習慣がありました。
家に出入りしていた植木屋さん、大工さんが、お弁当を新聞紙で包んでいるのを
よく見かけたりして。なんだかすごく美味しそうで。おじさんたちにすり寄って
一口もらったりすることもしばしば。新聞紙、関係ないけどね。ただの食い意地。
自分はおそらく、新聞紙で包んだ弁当箱を目撃した最後の世代なのでは と思ったりします。
そもそも何故、弁当を新聞紙で包んだのか定かでありませんが
いろいろ調べているとお弁当の汁漏れ対策や、保温性を高める、などの理由で
風呂敷などの代わりに包んでいたというのがあったようです。
今みたいにお弁当の巾着袋とか、普及してなかっただろうし。
話は戻って。
「カジュアルに包むってどういうことだろう?カジュアルの中のカジュアルとは」の答えが
「新聞紙に包まれたお弁当」だったわけです。
家にたくさんある新聞紙。汚れていいように新聞紙。
経済的で理にかなっていて。カジュアル以外の何者でもありません。
という感じで新聞紙柄ご祝儀袋の発端についてお話がまとまったところでこの辺で。
次回はその制作過程についてちょっぴりお話しさせてください。
読んでくださってありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
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