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和紙田大學だより
定時まで生テレビ「激論!なんで売れへんねやろこの商品」その4
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これまで、順調に商品数を増やしてきた和紙田大學。
しかし、脚光を浴びる人気商品がある一方で、在庫がはけない落第生もあらわれ始める。
売れない商品を救うために始まった「定時まで生テレビ」も残業時間に突入。
ここにきて、ようやくマジメな話し合いに。いよいよ最終回!
E先生
お年玉以外でもお金をわたすシーンって意外とありますよね。
T氏
お車代とか。
O氏
月謝とか。
S氏
ランチで財布を忘れて借りたお金を返すときとか。
T氏
けっこうありますね。
E先生
そうなんです。例えば、ちょっとマジメな話で申し訳ないんですけど
S氏
えー、マジメな話~?
T氏
マジメか!
E先生
まだ話してないから!
O氏
みなさん忘れがちですけど、これ一応マジメな話をする場ですからね。
え!?
O氏
売れない商品がどうすれば売れるのか、マジメに考えるという会なので。
E先生
そうでしたね。
S氏
失念しておりました。
T氏
(そうだったのか…)
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E先生
マジメな話、今後、介護の現場は増える一方で。
O氏
ええ。
E先生
介護を必要とする方って特別養護老人ホームとかに入っている方が多いじゃないですか。
S氏
うちの祖母も入っていました。
E先生
そこにお孫さんとかが遊びにいくことってあると思うんですよね。ぼくもちょこちょこ行ってましたし。
T氏
ありそうです。
E先生
で、おばあちゃんって、なにかにつけて小遣いをくれる。
O氏
ああ。
T氏
くれますね。
E先生
でもね、おばあちゃん、そんなに外に出られないんですよ。だから施設の売店に置かせてもらったらどうだろうと。
S氏
なるほど。そういうかた向けと考えると、比較的おとなしい絵柄も好まれそうです。
O氏
どこか縁起もよさそうですしね。
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E先生
そういうところにも需要はあるのかなと。
O氏
たしかに、売り場をシフトしていくことは大事なテーマかも。いま文房具屋さんがほとんどなくなっちゃって。和紙田大學を扱うお店もだいたいが雑貨屋さんなんです。
S氏
そうなんですね。
O氏
色んなところで扱ってもらうことで紙製品も生き残れる。そう考えると、介護施設だってぜんぜんアリだと思います。
E先生
それこそマジメな話になりますけど、マッチングフェアに参加されたことは?
T氏
マチコ先生の?
E先生
それはまいっちんぐ。
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O氏
展示会はありますが、マッチングフェアはあんまりないですね。
E先生
商工会議所とかがね、企業を集めて開くんです。
O氏
そっか、そういうところに持っていくのもありですよね。
S氏
ここにきて初めてアドバイザーっぽい発言を。
E先生
おまたせしました。
E先生
知り合いの京都の商工会議所の人がマッチングフェアを開催しているのですが、例えば、百貨店を核にして、そこが欲しがるような商品を持ってる会社を出会わせるような催しをするそうで。
T氏
商工会議所の人が百貨店に商品や会社を紹介する、ということ?
E先生
そういう構造になってますね。百貨店の人からするとなんでもいいから「こんなんあるよ」っていうのを教えてほしいんですって。知識がないので。こんな会社・商品があるってことを知るために参加すると。
S氏
へえ。
T氏
そういう感じなんですね。
O氏
マッチングフェア、いいですね。それとやっぱり認知度って大切だなと改めて思いました。
S氏
本当にそのとおりだと思います。
E先生
和紙田大學には知ってもらえさえすれば売れるだけのポテンシャルはあると思います。
O氏
「置いたら売れる」という商品ができていると仮定して、あとはどう知ってもらうかですね。
T氏
ブログやSNS、カタログが大切ですね。
S氏
いかにメディアに取り上げてもらえるか、も重要です。
O氏
そうですね、雑誌やWEBメディア、新聞にも紹介してもらえたことはありますが。メディアのみなさま、お待ちしています(笑)
テーテーテーテテッテー(ティッティッティ~)♪ ※朝まで生テレビのテーマ
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売れない商品を売れるようにするために、頭をひねくりまわした数時間。
中小企業診断士のE先生もお呼びして、実りある時間になりました。
これまでの全4回、読者のみなさまには特にメリットのない記事だったかもしれませんが、
私たちが、どれだけ本気で商品づくりをし、
少しでもたくさんの方に商品の魅力を知ってもらいたいと願っているのか、
その熱量を感じ取っていただけたなら幸いです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
いくつかの具体的なアイデアも出てきたので、実践していこうと思います。
今後の和紙田大學をどうぞおたのしみに!
~定時まで生テレビ「激論!なんで売れへんねやろこの商品」のまとめ~
●新しい価値を考える(わら人形は納豆にもなる など)
●商品の魅力をちゃんと伝える(熨斗の由来はあわび など)
●商品ごとに適した売り場で売る(アウトドアショップで山シリーズを など)
●知名度を上げる(SNS、カタログ、広告、プレスリリース など)
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