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「最初から最後まで違う柄のマスキングテープ」に込めた想い
こんにちは、うるわしを運営する大上です。
和紙田大學の学長でもあります。
「最初から最後まで全部の柄が違うマスキングテープ」が登場です!
本日より、以下のリンクにてクラウドファンディング開始です!(9月21日まで)現在は終了しています。
https://www.makuake.com/project/washidadaigaku/
こちらのサイトで、小説マステのみ購入可能です。
短く概要がまとまったYouTube動画はこちら
新しいフォーマットを作りたい!
さて、商品への熱い思いは、クラウドファンディングのページ上でお伝えしたので、こちらはちょっと違う話を。
なぜ、この商品を作りたいのか、というか、なぜこの「最初から最後まで全部違う柄が出来ること」にほれ込んだか、です。
ともすると、紙製品は、「柄」製品とも言い換えることが出来ます。
いわば、「コンテンツ」が勝負です。
便箋や封筒、ポチ袋や祝儀袋など、ある程度のフォーマットが決まった中で勝負をします。
考えてみれば、書籍もそうですよね。本という決まったフォーマットの中で、どんな「柄」=コンテンツを印刷するか。
書籍が電子に置き換わったものが電子書籍であり、柄入りの便箋が電子に置き換わったのが、LINEスタンプなどでしょうか。
私は、今回そのどれが優れているか、とかを主張したいわけでは全くなく、「フォーマット」が増えるたびにコンテンツが加速度的に増えて、豊かになるのではと考えています。
全部の柄が違うマスキングテープというのは、一つの「フォーマット」の創出だと考えています。(ちょっと大袈裟かもしれませんが・・・(笑))
LINEスタンプという「フォーマット」が出来たから新しい表現を考えたり、電子書籍が普及したから電子書籍に対応した作り方をしたり、電子書籍が台頭したからこそ紙の書籍や製品の紙の質感が取りざたされたり。
フォーマットの誕生が、コンテンツの多様性を生んでいくのです。
今回、我々は日めくりカレンダーと小説をチョイスしました。
これは、単に日めくりをマステに置き換えただけではなく、「持ち運び可能で、自分でカスタムできるカレンダー」というコンテンツを、巻いたシールという「フォーマット」に載せました。
1日1ページの手帳は、書けなかったページがたまるとなんとなくいたたまれない気分になってプレッシャー。でも、書きたい日はとことん書きたいし。。。という人にぴったりなんです。
考えてみれば、土日は切り離したページに置いておいた方が、仕事とも区別出来ていいですよね。
小説マステは可能性の宝庫
同様に、小説マステですが、本というのは現代では通常の書籍と電子書籍が人気を2分していますが、昔は巻物だったわけですよね。
そしたら、和紙のマスキングテープに綴られた小説は、現代版の巻物書籍という「フォーマット」とも言えますよね。
ただし、切ったら貼ってしまって巻き戻しは出来ないので、かつての巻物とは違いますが。
でも、「どこかに貼られることを前提とした切り離し可能な書籍」と考えると、新しい「フォーマット」だと考えられませんか?
こうやってフォーマットが出来ると、それなら名言ばかりを集めた書籍なら、気に入ったページは見えるところに貼ろう、とか、絵本にしたってそのテープをきっかけに子供とコミュニケーションが取れる仕掛けが作れるかもしれません。
新たなコンテンツを生み出したい
要は、「フォーマット」が生まれるところに、「コンテンツ」が生まれるのです。
思えば、マスキングテープを「フォーマット」だと認識し、さまざまな「コンテンツ」を印刷することで人々を魅了することを始めたカモイさんや、デザイナーさんたちは、とても素晴らしいですよね。それによって素敵な商品がたくさん生まれました。
我々のほれ込んだ技術が、新しい「フォーマット」になり、より多くの素晴らしい「コンテンツ」が生まれてほしい。
そんなことを考えて、このプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトが成功したら、次はぜひ、色々な「コンテンツ」を持った方と協業していきたいと考えています。
ぜひとも、ご支援のほど、よろしくお願いします!
https://www.makuake.com/project/washidadaigaku/
オンラインストアはこちら