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和紙写真のある暮らし
実際に、土佐、阿波、美濃の3種の雰囲気の違う和紙に写真を印刷してみた!
どうも、4代目(候補)の大上です。
先日のブログでもご紹介しましたが、和紙に写真を印刷すると、モノとしての価値がアップするんです!
今回は、3種類の和紙に印刷をしてみました。
それぞれ、土佐、阿波、美濃の和紙を使っています。
どれも雰囲気の違うものです。
息子の写真。
写真そのものはスマートフォンで撮っています。
何も考えなければそのまま過ぎ去って、埋没してしまったかと思います。
家にプリンタ―はあるけれども、あまり出力していないなあという方、
和紙をプリントしたときに出てくる感じは、とてもワクワク感があり、楽しいですよ。
狙った通りの色を出すのは、難しいです。そういうことがお好みであれば、たいていの和紙は難しいかもしれません。
和紙の素材感と相まったときの出会いを、存分にお楽しみください。
目次
・素朴で、ナチュラルテイストな写真にしたい場合は、土佐和紙純楮紙
・はっきりときれいに印刷したい場合は、阿波和紙ひより
・荒々しい質感の中で、より個性的な写真にしたい場合は、美濃和紙汎紙苑
・まとめ
素朴で、ナチュラルテイストな写真にしたい場合は、土佐和紙純楮紙
楮の原料そのものの色味を活かした和紙です。
とても優しい雰囲気を持っています。
インクジェットプリントが可能な加工もしておりますので、
にじみも気になりません。
特に触ってみた感じも柔らかいので、額縁などには入れずに、そのまま壁に留めたりしてあげてもよさそうです。
はっきりときれいに印刷したい場合は、阿波和紙ひより
先ほどの話とは少しずれますが、この阿波和紙は、とてもきれいに印刷できます。
それでいて、表面の質感もきっちり残っています。
この和紙を漉いている徳島のAwagami factoryさんは、独自の手法で和紙のインクジェット適性を上げてきました。
プロの写真家や海外の愛好家にも多数好まれている品質を、ご堪能ください。
作品展などの場面でも、活躍できると思います。
荒々しい質感の中で、より個性的な写真にしたい場合は、美濃和紙汎紙苑純白
最後に、美濃和紙。
前二つと違い、繊維の質感がバシバシ出てきます。
繊細で精密な再現をしたい人には向かないのですが、私はこの和紙が結構好きです。
目に見えていた風景が、和紙を通すとこんな風になるのか、と感動しました。
絵画のような写真世界を表現できます。
3種の和紙の細部の比較
さらに細部を比較
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それぞれに、好みや一長一短がわかれそうです。
デジタルが全盛となり、写真を自宅でプリントするということも少なくなったと思います。
でもだからこそ、これはという写真をプリントしてみませんか?
そして、質感が豊かだからこそ、ちょっとしたボードに貼ってみたり、アクリルに挟んだり。
モノとしての楽しみ方が出来ると思います。
和紙写真にお勧め
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