どうも、大上です。

ご家庭で和紙をプリントしたいけれど、イマイチどれがいいのか良くわからない。

自分のニーズに合っているのかな？

私は、お礼状を一定枚数刷りたいので、価格は抑えめがいい。
私は、作品をプリントしたいので、素材感があって印刷適性が高い方がいい！

自分の用途に、価格を比較しながら選びたい！
そんな方にお勧めの和紙を紹介します。

目次
・ボリューム満点。50枚入り500円代からのプリンタ和紙
・和紙の素材感がたまらない。20枚入り700円代からのインクジェット和紙
・再現性や独自性を高めた20枚入り1000円代からのインクジェット和紙
・インクジェットプリンターについて
・まとめ

まずは、お手頃なところからご紹介します。
ある程度のまとまった量のお礼状や、書類を出したいときに重宝します。
原料は全て、パルプを使用しています。
※各紙の詳しい情報については、リンク先をご覧ください。

やはり、和紙と言えば、この模様ですね。

プリント和紙　食品銀龍　A4 50枚入り　825円

愛媛県の伊予和紙です。
雲龍と呼ばれる模様が漉き込まれています。
印刷は、ご覧のように模様の部分は少しにじみが出ますが、小さな文字でなければ大丈夫です。
毎日取り換えるお品書きなどにもいいですね。

プリント和紙　司　A4 50枚入り　605円(税込)

こちらも愛媛県の伊予和紙です。

とってもシンプルな、無地の和紙です。

上品で、でもそれでいて和紙の温かみが感じられます。
掛け紙や、懐紙などにもいいかもしれません。
蛍光染料という紙を白くする薬品を使っていないので、食品に触れても安心です。

金閣殿　未晒　A4 50枚　825円(税込)
高知県の土佐和紙です。

薄い土佐和紙です。
インクジェットでも、とてもきれいに印刷できます。

色味も、ちょっと強めの生成りで、和紙のナチュラルな印象を伝えられます。

主に仏教関係のお客様によくお使いいただいていますが、
フライヤーなどにもおもしろいかもしれません。

和紙の伝統的な原料に、楮というものがあります。
そちらを使って、古来からの風合いを残しながらも、インクジェットでの印刷を美しくする和紙があります。

とても、素材感が素敵です。

先ほどに比べると、価格は上がりますので、とっておきの場面でのご使用をお勧めします。
例えば、自分のイラストを印刷して販売してみたり、お気に入りの写真を印刷して飾ってみたり。

インクジェット和紙　土佐純楮紙　A4 20枚入り　990円(税込)

高知県の土佐和紙です。

日本で初めて機械抄き和紙の機械を開発した会社さんのものです。

特徴的なのは、やはりその風合いです。

優しい楮本来の色味と柔らかさは他には代えられません。

また、楮というのはとてもしなやかで強い繊維なので、折り曲げにも強いです。
薄いのに、強度があります。
それでいてインクジェットの印刷適性も高いので、私も重宝しています。
写真の印刷にもばっちりです。

少し価格は上がりますが、ピカ一の印刷再現性を持っていたり、日本伝統の透かしを大胆に取り入れた物です。

インクジェット和紙　ひより　薄口　A4　20枚　1320円(税込)

徳島県の阿波和紙です。

写真や作品を印刷するために作られた和紙です。
再現性がとてもきれいで、それに加えて触ったときの手触りも独特です。
すこしざらっとする、素材感を感じられます。

簀の目と呼ばれるレイド模様が入っています。
ご自身の作品、写真やイラストなどをプリントして展示したりするのにとてもいいと思います！

プリント和紙　透かし和紙　式日　A4 20枚　1100円(税込)

岐阜県の美濃和紙です。

これでもかというほど、大胆に梅の柄の透かしが入っています。
まず、驚き、そして美しい！という言葉が飛び出ます。

お札や卒業証書などで透かしをご覧になる場面はあると思いますが、
ここまで大胆にデザインに取り入れている和紙は珍しいです。

プリントももちろん可能です。
インパクトのある、大事な文書やお品書きなど、ここぞという場面でご使用ください。

色々とご紹介してきましたが、プリンタ―は家庭用のもので大丈夫です。
今回のサンプルも、Amazonで購入した1万円くらいのものです。

もしもっとアートの分野でしっかりと和紙印刷を楽しみたい！という方には、顔料インクのインクジェットプリンターをお勧めします。

いいなと思うのは、エプソンのPX5V２です。

お気に入りの和紙は見つかりましたでしょうか。

ちょっと気持ちを伝えたい。そんな場面に、家庭用のインクジェットプリンターが大活躍します。
ぜひ、お試しください！